生活の中に静けさを

ある日、電車に乗っていた時、設備トラブルで停車したことがあります。

10分程度で運転再開したのですが、停車したときの静けさが妙に印象的でした。

 

ガタンゴトンという周期的な振動音は、電車に乗っていると当然の当たり前の音です。

当たり前すぎて、そういう音がしていることすら忘れてしまいそうです。

それが無くなったときに、初めてその音があったことに気づくのです。

 

日常の情報も同じように、当たり前すぎて「あること」に気づかないことがあります。

何気なく、携帯でニュースを見たり、ネットからあふれる情報に晒されています。

意識していなくても、脳はそれらの情報の選別をしており、多少なり負荷がかかっているそうです。

 

意識的に情報を遮断して、ボーっとすることで脳を休ませてあげるのが良いと思います。寝るのもいいでしょう。

とかく、時間を効率的に使おうとしがちですが、たまには時間を、ある意味「無駄遣い」するのもよいでしょうね。