「才能」は必要か
何か大きなことを成し遂げるのに、才能は必要か、という話です。
先日読んだ本「究極の鍛錬」では、「才能は不要」だそうです。
誰でも、究極の鍛錬を積めば一流になれる。ただ、その鍛錬こそが、凡人と一流を分けるのだそうです。
究極の鍛錬の要素は、以下の5つ。
① 実績向上のため特別に考案されている
② 何度も繰り返すことができる
③ 結果へのフィードバックが継続的にある
④ 精神的にはとてもつらい
⑤ あまり面白くない
④、⑤が面白いですね。
ポイントは、②の何度も繰り返すことができる、だと思いました。繰り返すことができる、ということは繰り返す必要があるからです。
日常の仕事では、なかなか同じことを繰り返して練習できる機会は少ないので、難しいかもしれません。仕事上では、③の結果へのフィードバックが重要かと思います。
これには、やはり上司の影響が大きいでしょう。
特に、結果に対してダメだしばかりする上司もイヤですが、何もフィードバックしない上司が最もよくないと思いますね。無関心は大敵です。
先に述べた究極の鍛錬の5要素は、一流になるために必要かもしれませんが、これを完璧に実施するのは、通常困難です。なので、部分的に採用して、コツコツやっていくのがいいのかな、と思います。適切にフィードバックをくれる人がいなければ、自分で自分にフィードバックを与えるなど。
くじけそうなときに読むと、やる気が出てくる本です。
ではまた。