本は、自分から自分へのメッセージ

人が書いた本を読む、という行為は、自分から自分へのメッセージだと思います。

人が書いているんだから、著者から自分へのメッセージでは?と思うかもしれません。

 

しかし、自分の足で本屋に行き、自分の意志で選んだ本は、もはや「自分」の一部です。その自分の一部から発せられる内容は、自分の内面から生まれたものであるように思います。

 

したがって、本の内容で共感できる部分や参考になる部分というのは、「他人から教えてもらった」、というより、「自分の中にもともとあったものに気づいた」、という方が正しいのかもしれません。

 

もちろん、自分に合わない本もあります。それは、自分の内面からは発せられないもの、共鳴しないものであるということです。

特に、誰かに強くすすめられたり、勉強や業務で無理やり読まされる本は、自分に合わないことが多いです。

 

このブログの内容が、誰かの内面にあるものに気づくきっかけになればいいな、と思います。

 

ではまた。