人生という関数の微分係数は「今」
人生はグラフのようなものだと思います。
山あり谷ありで、決して直線ではない。上向きのときもあれば、急降下することもある。それこそが人生なのかもしれません。
そんな人生は、数学でいうところの関数のグラフのようなものだと思うのです。
微分係数というのは、いわばその瞬間のグラフの傾きを示すものです。
つまり、人生という山あり谷ありの関数の微分係数とは、「今この瞬間」の人生の傾きを示すものです。
上向きに上昇するグラフにするには、傾きをプラスにすることです。ほんの少しだけプラスであれば良いのです。これは、心の持ちようですから、必ずできるはずです。
逆に、傾きがマイナスであれば、グラフはどんどん降下していきます。
過去を悔やんだり、理想と現実のギャップに悩んだり、期待どおりにならないことにイライラしたりすることも、すべて「今」との差分によって生じています。
たとえ、現実が理想と異なっていても、そのような現実の今この瞬間において、ほんの少しでも傾きをプラスにする心持ちでいれば、グラフは間違いなく上向くはずなのです。
ではまた。