脱完璧主義のススメ(2)
ブログを開始して3週間ほどたちました。
ほかの人のブログを読んでみると、みんな上手に書いていてすごいなぁと尊敬の念でいっぱいになります。
その後、自分のブログを読み直すを、あまりにショボくて暗い気分になります。
自分の性格として、そういう状況に置かれると、必ず発動するのが「〇〇しなければならない」モードです。
「たくさん書かなければならない」「ひとつの文章は短くなければならない」など、こうしなければならないという、考えに取りつかれてしまうのです。
本やネットでは、ブログの書き方や文章の書き方など、情報があふれていますが、どれを見ても大体同じようなことが書いてあります。
そうすると、やはり「こうするのが良いのか!」→「こうしなければならない!」となってくるわけです。
それで、そのままできればいいのですが、大抵上手くいきません。それは当然で、文章にせよブログにせよ、上手な人はこれまでに多くの努力を積み重ねているからです。その積み重ねのてっぺんの部分が表に出ていて、我々はそれを観測しているのです。
その見えないところの積み重ねは普段は意識していないのです。
また、本に載っているコツや考え方というのは、多くの人がいろんな試行錯誤をしてきたからこそ見えてきたエッセンスのようなものであるわけで、それを素人がそのまま丸写ししても、当てはまらない場合もあるわけです。
したがって、今自分が何をしなければならないか、というと、とにかく「考えてたくさん書く」というところに収束するのでしょうね。
完璧主義の場合、「こうしなければならない!」と考えて、本の丸写しでやってみて上手くいかず「できない!」となって、解決法を探してまた本を読んで、、、の繰り返しになる恐れがあるます。
というか、自分自身がそうでした。いや、今もそうですね。
ということで、これからもたくさん書いてみたいと思います。
ではまた。
「ないもの」に目を向けない
精神衛生を良好に保つための秘訣だと思います。
「ないもの」に目を向けない、ことです。
過去の出来事を後悔するのも、今ないものに目を向けているわけで、
未来に期待するのも、今ないものに目を向けていることになります。
他人と自分とを比較すると、ないものが必ず出るのは当たり前です。
自分が「できない」と感じることも、能力不足という、ないものに目を向けています。
「ないもの」に目を向け、気持ちが奪われても、「ないもの」を「あるもの」に変えることはできません。
できるように頑張ろうとするのは、できない今に立脚しているものですが、ないものばかりに気が向くと、ネガティブな感情に支配されてしまします。
できるようになるには、必ず時間がかかります。一瞬でできるようになったり、一発で成功することはありません。
やはり、「今、ここ」に意識を集中して、今できることをやる、というのが最も重要なのかなと思うわけでございます。
ではまた。
自律神経に介入する
普通に仕事して生活していると、自分ではどうにもならないことにイライラしたり、仕事の期限が迫って焦ったり、人間関係で神経を消耗したりします。
こういうとき、心拍が早まったり、汗をかいたりするのは、自律神経の作用だそうです。自律神経は、その人が生きている限り、寝ている間も活動を続けています。
食べたものを消化したり、排せつを促したりするのも、自律神経です。
自律神経は、自分では制御できないように思います。心拍を自分の意志で早めたりはできません。
イライラを抑えたり、焦らず落ち着きたいときは、自律神経にされるがまましか手段がないように思います。
しかし、ひとつだけ自律神経に介入する方法があると私は考えています。それは「呼吸」です。
人前で話す場面などで、緊張してソワソワするときや、爆発しそうな怒りでムカムカしているとき、腹の底まで空気を届けるように、ゆっくりと深呼吸しましょう。
何秒で吸ってはいてとかは気にしなくても構いません。自分のペースでやりましょう。
ゆっくりと吸ってはいてを10回繰り返すだけでも、気分が落ち着くはずです。
ソワソワ、ムカムカしているときに、「深呼吸しよう!」なんて思わないかもしれません。すぐにはできないかもしれません。
しかし、そういう方法があるんだ、と知っているだけでも気持ちに余裕が出てきます。
そしてあるとき、ふと「やってみようか」と思うことがあるはずです。
そうやって少しづつ、対処できるようになるといいなと思って、私自身、日々深呼吸を忘れずに過ごしているわけでございます。
ではまた。
認証症候群
「認証症候群」
私が勝手に作った言葉です。造語です。
これは、何をするにしても認証がほしい、認証がないと自信が持てない、自分がやっていることが正しいのかわからない人、という意味です。
私自身がそうですし、みなさんも場合によっては同様の症状になるのではないでしょうか。
学校た資格などのテストでは、何点とか合格とか、明確な基準が存在しているので、認証症候群の人にとっては、何の問題もありません。むしろ好きだったりします。
しかし、仕事や人間関係など、定量化できないものや相対的なものの場合、誰かの「認証」、つまり合格ラインが欲しくなるわけです。
新入社員でまだ仕事に不慣れな時期など、自分がやっていることが正しいのか、心配になる気持ちと似ている、もしくは同様だと思います。
また、一度大きな失敗をして怒られた、などトラウマになっている場合など、他人の了承やOKがもらえないと、なかなか行動できないときなどもそうです。
また、逆に他人に対して適用してしまう場合も要注意です。例えば、「仕事ができないやつは、〇〇する資格がない」などと考えてしまう場合です。自分自身に対して適用すると、自虐的になり鬱っぽくなってしまいます。
結局は、自分に対しても、他人に対しても、今のありのままを認めることが大切なのでしょう。
ではまた。
人生という関数の微分係数は「今」
人生はグラフのようなものだと思います。
山あり谷ありで、決して直線ではない。上向きのときもあれば、急降下することもある。それこそが人生なのかもしれません。
そんな人生は、数学でいうところの関数のグラフのようなものだと思うのです。
微分係数というのは、いわばその瞬間のグラフの傾きを示すものです。
つまり、人生という山あり谷ありの関数の微分係数とは、「今この瞬間」の人生の傾きを示すものです。
上向きに上昇するグラフにするには、傾きをプラスにすることです。ほんの少しだけプラスであれば良いのです。これは、心の持ちようですから、必ずできるはずです。
逆に、傾きがマイナスであれば、グラフはどんどん降下していきます。
過去を悔やんだり、理想と現実のギャップに悩んだり、期待どおりにならないことにイライラしたりすることも、すべて「今」との差分によって生じています。
たとえ、現実が理想と異なっていても、そのような現実の今この瞬間において、ほんの少しでも傾きをプラスにする心持ちでいれば、グラフは間違いなく上向くはずなのです。
ではまた。
太陽の塔
太陽の塔が好きです。
大阪は吹田市の万博公園にそびえ立つ、あのしかめっ面の塔です。
てっぺんの金色の顔が遠くからでも見えるのですが、一種異様な風景です。
ちょっと変わった人、というイメージがありましたが、「自分の中に毒を持て」を読んでそのイメージが変わりました。
「一瞬一瞬に全身全霊でぶつかれ」というメッセージは、今を生きる人たちにとても響くのではないでしょうか。とても熱いです。
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30‐40年前くらい前に、このようなことを言っても聞く人も少なかったと思います。
ではまた。
偏頭痛の話
偏頭痛に悩まされていたときの話です。
数年前、突然偏頭痛になりました。これまで頭痛というものになったことがなく、あまりの痛みに、正直、命の危機を感じました。
偏頭痛持ちのかた全員に共通かは分かりませんが、私の偏頭痛には予兆がありました。
「閃輝暗点(せんきあんてん)」というようですが、痛みが起こる前に、視界にキラキラした点のようなものが現れ、それが段々大きくなってきます。
この後、頭が痛くなり、吐き気などの症状が出ます。
非常につらかったです。仕事中、突然「キラキラ」が見えてくると、またか、とげんなりします。防ぐ方法はなく、ただ痛みに耐えるのみでした。
徐々に外出するのも億劫になっていきました。
もちろん、病院へも行きましたが、原因は明らかにならず、ただ「偏頭痛です」と言われるだけ。
かみ合わせが悪いのでは?と考え、歯医者でマウスピースを作ってもらったり、血行が悪いのでは?と温泉につかってみたり、といろいろ試しましたが効果はあまりありませんでした。
頭痛薬も試しました。いくつか試した中で、最も効果があったのが、「ナロンエース」でした。完全には防げませんが、「キラキラ」が見えた段階で服用すると、痛みを抑えることができます。かなりお世話になりました。ありがとうございます。
一方、現在では偏頭痛はほとんど起きていません。何が変わったかというと、睡眠時間です。睡眠時間を十分確保するように心がけるたところ、偏頭痛の症状が出なくまりました。偏頭痛が出てたころは、睡眠時間を削って仕事をしたり勉強したり、それが良いことだと思っていました。
よく寝るようになってからは「キラキラ」が見えることもなくなりました。結局は、睡眠不足が原因だったのかもしれませんし、ほかの理由があるのかもしれません。
しかし、今思うことは、睡眠時間を削ることは健康によくないな、ということです。しっかり寝たほうが、頭がすっきりして効率も上がるような気がします。
偏頭痛のつらいところは、その痛みだけではありません。人に理解してもらえないことがつらいです。
カゼで熱が40℃ありますとか、ケガして血が出てます、という場合は明らかですので、症状を理解してもらえます。しかし、頭が痛いですとか、視界にキラキラが見えます、なんて言っても、その症状を経験していない人には理解してもらえないのです。
特に、「キラキラ」が見えているときは、文章を読むことができず、仕事のメール処理なども、通常の倍以上の時間がかかりました。
痛みの可視化や定量化ができればいいのにな、と思いました。
ではまた。
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