自律神経に介入する
普通に仕事して生活していると、自分ではどうにもならないことにイライラしたり、仕事の期限が迫って焦ったり、人間関係で神経を消耗したりします。
こういうとき、心拍が早まったり、汗をかいたりするのは、自律神経の作用だそうです。自律神経は、その人が生きている限り、寝ている間も活動を続けています。
食べたものを消化したり、排せつを促したりするのも、自律神経です。
自律神経は、自分では制御できないように思います。心拍を自分の意志で早めたりはできません。
イライラを抑えたり、焦らず落ち着きたいときは、自律神経にされるがまましか手段がないように思います。
しかし、ひとつだけ自律神経に介入する方法があると私は考えています。それは「呼吸」です。
人前で話す場面などで、緊張してソワソワするときや、爆発しそうな怒りでムカムカしているとき、腹の底まで空気を届けるように、ゆっくりと深呼吸しましょう。
何秒で吸ってはいてとかは気にしなくても構いません。自分のペースでやりましょう。
ゆっくりと吸ってはいてを10回繰り返すだけでも、気分が落ち着くはずです。
ソワソワ、ムカムカしているときに、「深呼吸しよう!」なんて思わないかもしれません。すぐにはできないかもしれません。
しかし、そういう方法があるんだ、と知っているだけでも気持ちに余裕が出てきます。
そしてあるとき、ふと「やってみようか」と思うことがあるはずです。
そうやって少しづつ、対処できるようになるといいなと思って、私自身、日々深呼吸を忘れずに過ごしているわけでございます。
ではまた。